Make our Cityで誰もがアイデアを実験できるプロセスをつくる
Make our Cityは、「わたし」主体のまちづくりを通してウェルビーイングを実現する取り組みです。
多様な人々が豊かに暮らす街は、街に関わる人々が役割や立場を越え、生活者としての「わたし」 として有機的につながることで生み出されていきます。
これからのスマートシティをめぐる議論はオープンにおこなわれ、つくられるものはできる限りオープンソースであるべきだと私たちは考えています。 Code for JapanはMake our Cityで開発するシステムやノウハウを開放し、みなさんの地域でも自由に使えるようにしていきます。
スマートシティを通じて、日本中の「わたしたち」がつながり、 世界ともつながっていきましょう。
Make our Cityの取り組み
都市OSデータ連携基盤
データ連携基盤は様々なデータを集約し、統合するスマートシティのプラットフォームです。Code for JapanではオープンソースのFIWAREをベースにAWSを活用して開発したデータ連携基盤をSaaS型で提供しています。比較的安価で導入できるため、小規模な自治体でもデータ連携基盤を利用できるのが特徴です。
さらに、Code for Japanではデータ連携基盤を導入したユースケースの創出に取り組んでいます。静岡県浜松市では、データ連携基盤の提供とともに事業者向けにワークショップや勉強会、データモデルに関する相談などのサポートをしています。
さまざまなデータを活用して暮らしをつくっていくためのデジタル公共財の提供を目指します。
データ連携基盤をテーマにしたイベントを開催
市民参加型ワークショップ
「わたし」発で、なにか新しいことをやってみたいという意欲やアイデアのある地域をサポートし共創を実現するためのワークショップを開発しています。
参加型民主主義プラットフォームDecidim(デシディム)は、「我々で決める」を意味するカタルーニャ語にちなんで、2016年にスペインのバルセロナ市で開発された市民参加のためのデジタルプラットフォームです。Code for Japanは、オープンソースで開発されているDecidimを2020年から日本国内に展開しています。
Decidimには、参加型プラットフォーム・オープンソース・コミュニティの3つの特徴があります。あなたも世界に広がるDecidimコミュニティの一員として、Decidimを育てる活動に加わってください。
Decidimをより知りたい方はDecidimページをご確認ください。
ウェルビーイング指標
一般社団法人スマートシティ・インスティテュートが開発するウェルビーイング指標の地域への導入に協力しています。テクノロジー先行ではなく、ヒューマンスケールな指標によって、ウェルビーイングなまちづくりを目指します。
デジタルシチズンシップワークショップ
テクノロジーを使うというと少し距離を感じる人が多いですが、ワークショップを通じてテクノロジーとまちを身近なものにしていきます。
加古川東高校や浜松西高校で高校生向けに開催したデジタルシチズンシップワークショップでは、データでまちについての理解を深め、まちの課題を解決する企画を考えデザインツールを用いてプロトタイピングしました。
豊岡市ではデータを活用した交通安全教室を開催しました。交通事故発生箇所データや子どもが入力したヒヤリハットデータなどをもとに、子ども、保護者、地域コミュニティ、警察、市役所職員など、多様な人たちが、交通安全に会わない/起こさないためのアイデアを考えました。
活動レポート
Make our Cityに参加する
パートナーシップ
Make our CityはCode for Japan単独の活動ではなく、多様なステークホルダーによるムーブメントです。既に複数の財団、企業、自治体、地域コミュニティがパートナーとして参画しています。データ連携基盤の利活用や資金的サポートなどパートナーとしての活動に関心のある方は moc@code4japan.org までお問い合わせください。
コミュニティ
Code for JapanのSlackコミュニティで活動情報の共有や意見交換をしています。興味のある方はSlackのコミュニティに入り、チャンネル #proj_makeourcity をチェックしてください。Code for JapanのSlackに参加されていない方は、コミュニティページにて参加方法をご確認ください。
問い合わせ先
パートナーシップやデータ連携基盤のテスト利用などに関心ありましたら、メールでの問い合わせをお願いいたします。info@code4japan.org