少子化が進む現代日本において、子育て環境の整備と支援は、地方自治体にとって重要な課題です。同時に、自治体の業務効率化も求められています。子育て情報アプリ「ikunowa(いくのわ)」は、これらの課題を解決するための最先端のICTソリューションとして、自治体の皆様に強くおすすめします。
ikunowaとは
自治体が子育て中の住民に必要な情報をワンストップで提供するウェブアプリです。自治体内にあるデータを活用して、保育園や公園などの施設情報、予防接種などの子育て関連情報を保護者や子どもに関わる人たち向けに提供します。
特徴
庁内業務効率化
ikunowaは自治体の業務負担を軽減しつつ、効率的なデータ活用をサポートします。自治体が保有するデータの整理と公開を促進し、庁内のデータ管理業務を効率化します。
- データフォーマット整備:自治体が保有するデータを標準フォーマット(※)で管理し、品質の高いデータ整備を支援します。※デジタル庁の自治体標準オープンデータセット準拠
- データ公開支援:整備したデータは品質の良いオープンデータとして公開することができるので、データの再利用を促進します。
- データ品質管理:標準フォーマットに従い、データの品質を維持し、IDの付与やバージョン管理を行います。
- モチベーション維持:作成したデータを「ikunowa」というアウトプット(成果物)として見せることで、自治体内各部署のデータ更新モチベーションを維持します。
ユーザーフレンドリーなインターフェース
ikunowaは使いやすさを重視し、住民の方が直感的な操作が可能なインターフェースを提供します。これにより、初めて利用するユーザーでも簡単に必要な情報を見つけることができます。
パーソナライズ機能
ユーザーの居住地や子どもの年齢などの情報に基づいて、パーソナライズされた情報提供が可能です。これにより、各家庭に最適な情報を迅速に提供します。
導入をオススメする自治体
- 子育て中の方へ自治体の特色に合わせた情報提供を行いたい
- 子育て中の方へどんな種類の情報提供をすべきかわからない
- 自治体内にある様々なデータをきちんと活用できるようにしたい
- 自治体のDX推進のためにデータを利活用する環境を整えたい
- オープンデータの推進をしたいが、庁内での理解が進まない
機能
スポット情報
子育てに重要な公共施設や公園などの遊び場、保育施設、小・中・高等学校、スポーツ施設などの情報を提供します。
予防接種ナビ
生年月日情報をもとに接種目安を表示し、適切なタイミングでの予防接種を支援します。
行政制度案内
様々な市民向け制度を表示し、必要な支援をスムーズに受けられるようサポートします。
データ連携表示
避難場所、駐車場、AED設置場所などの関連データを連携表示し、一目で必要な情報が確認できるようにします。
柔軟なカテゴリ対応
ユニバーサルデザインの公園や、こども110番の家、お花見スポット、室内遊び場のあるスポットなど、エリアの特性に応じた情報提供が可能です。
緊急時対応
自然災害や感染症の流行時にも対応可能。重要な情報を迅速に配信し、住民の安全を守ります。
利用実績と効果
佐賀市での活用事例
ikunowaは、佐賀市のスーパーアプリのミニアプリとして活用されています。
佐賀市役所が公開する19種類のオープンデータを使用して、保育施設、遊び場、公共施設などのスポットのほか、佐賀市が認定する特産品や地産地消応援店舗などの情報を提供しています。
データ活用によるDX推進
ikunowaを導入することで、自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援します。データを効果的に活用することで、住民サービスの向上や業務効率化を実現します。
オープンデータ活用の促進
ikunowaを通じて、自治体は保有するデータをオープンデータとして公開し、地域社会全体でのデータ活用を促進します。これにより、市民や企業がデータを活用し、新たなサービスやビジネスの創出が期待されます。
コミュニティとの連携
Code for Japanが主催するシビックテック開発イベント「ソーシャルハックデー」を通じて、地域コミュニティとの連携を強化し、自治体と市民が共にデータを活用するエコシステムを構築します。
導入プロセス
ステップ1:問い合わせ
まずは、問い合わせフォーム(https://forms.gle/p5kmGbvpM1iFkBVa8)までお問い合わせください。資料をお送りし、導入に関するご相談を承ります。
ステップ2:データ整備
自治体内のデータを整備し、標準フォーマットに従ってデータを整理します。Code for Japanの専門家がサポートし、データ品質の向上を図ります。
ステップ3:システム導入
整備されたデータを基に、ikunowaシステムを導入します。システムの設定やカスタマイズを行い、自治体のニーズに合わせた最適な環境を構築します。
ステップ4:運用・サポート
導入後は、運用サポートを提供し、システムの安定稼働を支援します。定期的なデータ更新や機能追加にも対応し、常に最新の情報を提供します。
関連リンク
シビックテックプロジェクト(ソーシャルハックデー他)について
Make our Cityについて
MoC-Readyプログラム開始のプレスリリース