2022年12月21日に第9期定期社員総会を開催しました。このタイミングで定款における社員(正会員)※を募集し、今期は44名となりました。
今期からは新任理事に馬場 渉さん、石井 哲治さん、白澤 美幸さんに就任いただきました。2023年に設立10周年を迎えるにあたり、これまで以上に企業や行政の皆さんと「ともに考え、ともにつくる社会」を現実のものにしていくために、お三方の参画により戦略を踏まえた企業との協働や各地のブリゲードやコミュニティとの連携を強化していきます。
新任理事の皆さまについては、CfJやシビックテックとのつながり等、総会での推薦コメントでご紹介させていただきます。
馬場 渉さん:(代表 関さんからの紹介)過去にCfJで行っていたコーポレートフェローシップの取り組みを始める際に、馬場さんが当時SAPのバイスプレジデントとして鯖江で活動していたこともあり、協力してもらいました。これからのコミュニティ活動や地域の取り組みについては、企業も含めたビジネスモデルの検討や、資金調達等も含めてお金の流れを変えていく必要性を感じています。馬場さんには、このような戦略的なアドバイスを期待してCfJの理事に就任いただきました。Jリーグの理事としても長年活動されているので、その知見も活かして、シビックテックへの企業の参画を一緒にすすめていきたいと思います。
石井 哲治さん:(前理事 今村さんからの紹介)石井さんはCODE for GIFUの活動をメインに、他地域との関わりも含めてシビックテックのコミュニティで精力的に活動されています。2018年に私がシビックテックの活動を始めたのはCode for CATがきっかけですが、そこにいたのが石井さんでした。これまで自分自身がこの活動を続けてこれたのも、石井さんのおかげだと感じています。活動の場や参加者に心理的安全性を提供してくれ、コミュニティを引っ張る力のある方なので、石井さんへ理事のバトンを渡せて、私も理事として最後に良い仕事ができたと自負しています。
白澤 美幸さん:(前理事 牛島さんからの紹介)白澤さんはCODE for NAGAREYAMAや千葉エリアのシビックテック団体のアライアンスCivic Tech Zen Chibaの運営等でご存知の方も多いかと思います。新型コロナウイルス感染症が広がる前、直近最後のリアル会場での開催だったCode for Japan Summit 2019では、ホストとしてさまざまな関係者をまとめてくれました。私もブリゲードミートアップやサミットを通して、たくさんディスカッションさせてもらいましたが、自治体との関係構築等、さまざまなステークホルダーを含めてコミュニティの広がりをつくるのがとても上手な方だと思います。新型コロナウィルスの感染拡大を経てブリゲードの活動が停滞しているところも多いかと思いますが、白澤さんならばこの流れを大きく変えてくれることを期待しています。
※定款における「社員」、即ち一般社団法人でいう「社員」とは、社会一般的にいう「従業員」ではありません。一般社団法人の「社員」とは、社員総会において議案を提出したり、その議決に参加し、議決権を行使する者を言います。ただし、一般的な従業員との区別がつくように、CfJでは「正会員」と呼びます。